和歌山県新宮市 KINAN Racing Team キャンプ取材レポート

2月16日、17日の2日間、KINAN Racing Teamが和歌山県新宮市でトレーニングキャンプしていると聞いて、
選手の皆様へのご挨拶をかねて、広報課が取材してきました。

ロードバイクを間近で見るのも初めてなので、まずはタイヤの細さに驚き!!
貴重なことに試乗させていただくことができました!
乗せていただいたのはローラー台という自転車の後輪を台に固定して、回転するローラーの上で走ってトレーニングする装置です。
(ロードレース用の自転車は1台150万円以上もするとのことで、跨ぐ脚も緊張です💦)
サドルの高さや前後位置などは、専属のメカニックさんが選手に合わせて0.1ミリ単位で調整するそうです。

翌日は朝9時から、ツール・ド・熊野のコースを使った山岳トレーニングに、サポートカーに乗車して帯同させていただきました。
ツールド熊野は、世界遺産に登録されている 熊野古道を舞台に開催されるロードレースの国際大会です。
風光明媚な丸山千枚田や、太地町の漁港を舞台とし、美しい景観を走る人気のレースです。

その日の練習距離は120㎞。熊野古道の神々しさを感じさせる山岳エリアを中心に、休憩も含めて約4時間走り続けました。

山岳エリアの急こう配を、一般人では考えられないスピードで駆け上る姿や、
下り坂をスムーズに滑るように駆け降りる姿は、なんといっても迫力がすごい。
レースでは、時速100㎞/hにもおよぶことがあるそうです。

ロードレースは誰が一番早く走り抜けるかという競技ですが、長距離長時間の耐久レースであり、チームの誰かが1位になれば勝利というチームスポーツでもあります。
またそれぞれの選手が得意とするものが違い、短距離でスピードを出すのが得意な選手や、山登りが得意な選手など様々です。

ここで少し、熊野古道の雰囲気と選手と一緒に走る様子を体感していただきましょう。
※酔いやすい方は、画面の揺れにご注意ください。

いかがでしたでしょうか?
自然の中や公道を走り抜けるロードレースの魅力が、少しでも伝わりましたか?

そして休憩中は、水分補給と栄養補給。
バナナなどの他に、どら焼きや菓子パンなどをほおばってモグモグタイムです。
レースに合わせて体重管理を行い、口に入れるものは常にアンチドーピングコントロールを基準とした食事管理をするそうです。
走行中の迫力ある姿から一変して、休憩中は選手の皆さんがニコニコ、和気あいあいとしている姿がまた印象的でした。

最後にキャンプ拠点の株式会社キナン研修センターに戻って、記念撮影をお願いしました。
120kmものトレーニング後にも関わらず笑顔が素敵です。選手の皆さん、ありがとうございました!

今回の取材レポートを通じて、少しでもロードレースというスポーツに魅力を感じていただけたら嬉しいです。
今後も、チーム・選手の活躍をたくさんお伝えしていきますので、
日本各地で行われるロードレースの大会にぜひ足を運んでいただき、一緒にKINAN Racing Teamを応援しましょう!

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